はじめより 02-181 [初めより]

2021-01-14

初句と解釈されている。それを否定する理由はないが、その語句を使うことを最初から念頭においてほどの意味であろう。歌の心でなく、語句に重きを置くということ。


歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこそ ものしきことなれ 返しせねば情けなし えせざらむ人ははしたなからむ

歌詠みを任ずる女性が、ついつい歌にとりつかれ、興味を引く古歌を初句から折りこみながら、とんでもない折々に詠みかけてくることこそ疎ましいものだ。返しをせねば気持ちを疑われるし、できない人はみっともなかろう。

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