朝夕の宮仕へにつけ 桐壺01章04

原文 読み 意味
朝夕の宮仕へにつけても 人の心をのみ動かし恨みを負ふ積もりにやありけむ いと篤しくなりゆきもの心細げに里がち ...
父の大納言は亡くな 桐壺01章06

原文 読み 意味
父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち具しさしあたりて世のおぼえはなやかなる ...
いつしかと心もとな 桐壺02章02

原文 読み 意味
いつしかと心もとながらせたまひて 急ぎ参らせて御覧ずるに めづらかなる稚児の御容貌なり
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参う上りたまふにも 桐壺02章11

原文 読み 意味
参う上りたまふにも あまりうちしきる折々は 打橋渡殿のここかしこの道に あやしきわざをしつつ 御送り迎への人 ...
またある時にはえ避 桐壺02章12

原文 読み 意味
またある時には え避らぬ馬道の戸を鎖しこめ こなたかなた心を合はせて はしたなめわづらはせたまふ時も多かり